top of page
執筆者の写真Takanobu Tsutsumi

これだから面白い


今回は田ノ浦ビーチで紹介できるサンゴをご紹介。

そう、別府湾にもちゃんとサンゴいるんです♪

こちらエダアザミの仲間。

ソフトコーラルの仲間のなんですが

スケスケのフォルムのおかげで体内のプラヌラがはっきり見えちゃうんです。

プラヌラとはざっくり言うとサンゴの赤ちゃん。

多くのサンゴは産卵後に受精するのですが、

エダアザミの仲間の場合は体内で受精は済ませちゃいます。

下の写真はまさにプラヌラ放出直前の状態。

見た瞬間「キターーーーーー!!?」って感じですよもう。

ちょうど運良く??(笑)ノーゲストだったため

ひたすらこの子の前で放出の瞬間をひたすら待つこと30分。

・・・・・あれ??放出しそうでしない・・・・。

溜まる窒素・・・減っていく残圧・・・迫るタイムリミット・・・。

とりあえず、タンク交換のためその場を離れて一旦浮上。

急いで駆けつけたいものの、その場所は水深25m・・・。

再度じっくり粘るなら少し休憩した方が・・・。

その時、ふと先輩ガイドの言葉がよぎった。。。

その日は久米島でサンゴの産卵を狙いにいった夜のこと。

一刻でも早くエントリーしたくてそわそわしている僕に

「ガイドのお前が浮き足だってどーすんねん。

 こういう時に冷静になって自然と向き合わなあかんやろ。

 ピークはもう少し先や・・・ほら、空見てみ。星めっちゃ綺麗やん。

 もうすこしのんびりしてから行こうや・・・。」

そう言って絶妙なタイミングで大産卵を見せてくれた。

そうだ・・・。焦ってもしかたない。

ここは冷静になって少しでも窒素を抜いておこう。

そう思ってはやる気持ちを抑え30分ほど休憩をはさむ。

エントリーしたらもう一目散に例のエダアザミの場所へ。

・・・・。

※同じ株です

なぁーーーーーーーーーい!!!!?

一粒残らず、なぁぁぁーーーーーーーーーーぁぁい!!!??

全部出てるぅぅぅぅ~~~~。泣泣泣

シンさんのバカぁぁぁ~~~~~!!!!!!!

(すみません。つい。。。。笑)

はぁ・・・。頑張ろう。

ちなみに今回は13時~14時で放出した様子。

お昼に見れるサンゴの産卵。

ピンポイントで紹介できるようにリサーチあるのみですね!

複数の株が別々のタイミングでプラヌラを抱えるので

観察できる回数は結構ありそう。

リクエストの場合はお問い合わせください~~~!!


閲覧数:143回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page